姫路市内で一番有名な撮影ポイントと言っても過言ではないかもしれない。
このポイントは市川の土手に設立された小規模な公園より撮影するポイントである。振り返って下り列車を撮影すると、機関車1両を流し撮りできるかといった程度で困難だが、上り列車に関しては手前に障害物などが一切なく、下り列車に被られる心配もない場所である。
橋梁下は河川敷となっており、季節によっては土日などにはグラウンドを使用するため、その処理に苦労するのが玉にキズである。線路際にテントなどを張られるとトリミング処理は避けられない。
すぐ隣には撮影こそ難しいが新幹線が併走しており、新幹線を見ながら撮影できるという欲張った撮影も可能である。

特徴
上り列車のみの撮影が可能。市川を挟み対岸の新幹線とJR神戸線の間の土手から下り列車を狙うと、架線柱に加え一番嫌な高さに太い通信ケーブルが張られており、撃沈は必至である。
様々な構図での撮影が可能で、長大編成から短編成までの撮影も無難に行える場所である。カメラのレンズにも制限はなく、望遠レンズがなくても撮影は可能。(画像は約400mmで撮影)
今回は土手からの撮影を紹介しているが、河川敷に下りて撮影すると列車を見上げるような構図での撮影が可能である。
許容人数
公園のほぼ全域で撮影可能なので、強く構図にこだわらなければ非常に大勢での撮影も可能である。
線路近くで撮影すれば重量感と迫力のある構図に、線路から離れると側面が独特なジョイフルトレインなどの撮影に適している。
順光時刻
順光時刻は午前中となる。昼頃までは順光となり問題なく撮影できるが、午後に入ると徐々に逆光となっていく。
駐車スペース
駐車スペースは、近くの一方通行道路の路肩に自動車を10台ほど駐車できる比較的広い砂利敷きの駐車スペースがある。撮影ポイントから駐車スペースまで100mほどなので、自動車の防犯に気遣いながら撮影できるが、できれば下記の駐車場に停めていただきたい。(※長時間駐車は警察の取締対象となる可能性があります)
上記の場所に駐車できなくても、少し離れた河川敷に20台ほど駐車可能なアスファルト敷きの駐車場が設けられている。ここに停めると、橋梁の下の河川敷を徒歩で歩き、階段を上り撮影ポイントまで3分ほど歩く事になる。
公共交通アクセス
このポイントはJR神戸線 姫路〜御着のほぼ中間地点に位置するので、駅から徒歩でここまで来るには非常に苦労するかもしれない。強いて言うと御着駅の方が近く、新幹線沿いに歩いてくれば無難にたどり着けると思われるが、徒歩では30分ほどかかると思われる。
姫路駅からだと姫路市営バスが出ており、市川橋東詰のバス停で下車すると徒歩3分ほどでたどり着けるが、バスの本数は少ないと思われるので事前に計画的しておく事をお勧めする。(御着駅からはタクシーのみ)
主な通過列車
貨物列車牽引形式
EF65[岡]、EF66[吹]、EF200[吹]、EF210[岡]
電車形式
221系、223系
気動車形式
キハ181系(はまかぜ)、HOT8000系(スーパーはくと)など…

*撮影地簡易紹介*
撮影可能路線JR神戸線上り
許容人数多数
順光時刻午前中(午後から逆光)
周辺駐車スペースあり
鉄道アクセス非常に悪い
地図(Map Fan)コチラ

その他参考画像
短編成(1両)の撮影 線路から離れて撮影 下り列車の流し撮り


inserted by FC2 system