このポイントは岡山〜相生にある大津トンネルの脇の急斜面から撮影する。
線路との間に当然ながら高いフェンスが設置されているため、安全性は保証されるがフェンスが高い事などもあり、撮影できる位置が限られてしまう。

特徴
上り列車の撮影が可能。下りは下の参考画像のように、架線柱が入ってしまう事は必至なのでまともに撮影はできないと思っていただきたい。
このポイントは、山からの撮影なので急斜面で足場が不安定なうえ、舗装工事もされていない土壌なので雨が降ると更に危険である。
また、新幹線が最高速度に近い速度で通過する場所なので、新幹線が通過した後にはかなり強い突風に襲われる。三脚を飛ばされる事も十分に考えられるほどなので、絶対にカメラから目を離さないようにしていただきたい。
上下線とも新幹線の接近には気付きにくい場所で、下り線は通過数秒前からトンネル内から風の音が聞こえてくるので注意していれば事前に察知できる。 上りは目視できた時にはカメラの起動が間に合わない事もあるほどで、完璧な時間の把握をしておくか、常にカメラを構えて待機しておく事が必要。
また、カーブなので架線柱の間隔が狭いうえ、その隙間から撮影する事になるので難易度は高い。 これに加え新幹線は高速で通過する、接近に気付きにくい、架線柱の写り込みを防ぐにはレンズは最低400mmは必要と、悪条件が重なるため上級者向けの撮影ポイントと言える。
だが独特の緊張感があり、撮影を楽しむにはうってつけのポイントである。
上り列車が大津トンネルに来る時刻は、岡山駅発車時刻から500系・700系・N700系は+10〜11分、300系は+12分、100系は+13分、0系は+14分ほどかかる事が多いようだ。今後の撮影の参考にしていただきたい。
許容人数
撮影できる範囲は非常に狭く、急斜面の狭い範囲に線路沿いに数名が縦列で並び、前の人の頭上から撮影する構図となるため、安全に撮影できる許容人数は5人前後かと思われる。
順光時刻
午前中が順光となる。順光になると、白い車体の新幹線では編成が白く潰れてしまう恐れがあるので、撮影に慣れない間は曇天が無難かもしれない。
駐車スペース
駐車スペースは、撮影ポイントへ続く急な坂道を登ると撮影ポイントの目の前に5台ほど駐車可能と思われるが、狭いので複数台が駐車すると方向転換ができなくなり、山の急斜面をバックで下らなければならなくなる可能性がある。
他には前途の坂道の下にも新幹線高架下に3台ほどの駐車スペース、坂の中腹にも高架下に数台分の駐車スペースがあるが、共に狭い空間での縦列駐車となるうえ、山へ続く山道なので通行スペースだけは確保するようにしたい。
公共交通アクセス
最寄り駅は赤穂線の播州赤穂駅となるが、そこからでも大津トンネルまで5kmほどあり、徒歩では厳しいので神姫バスで奥大津で下車するか、タクシーを手配する事をお勧めする。
主な通過列車
新幹線形式
0系、100系、300系、500系、700系、N700系など…

*撮影地簡易紹介*
撮影可能路線山陽新幹線上り線
許容人数5人前後
順光時刻午前中(推測)
周辺駐車スペース僅かにあり
鉄道アクセス非常に悪い
地図(Map Fan)コチラ

その他参考画像
上りの短編成の撮影下り列車の撮影


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